2016年 08月 12日
グレンツェンピアノコンクール福井予選
グレンツェンの課題曲は、易しく、取り組みやすいので、
・初めてのコンクールとして
・忙しい子達にも両立しやすい
・目標をもって日頃の練習に挑める
という利点があります。
課題曲は易しいですが、1音1音こだわり作り上げていく過程はどのコンクールも変わりませんし、逆に完成度を高める難しさがあります。
すぐに弾けてしまいますから、モチベーションを維持することも大変ですし、小学生の曲までは、音が少ないので、響きを感じながら練習するのは大変ですね。
ですが、参加してくれた生徒さんに目的、目標があり、それぞれ前向きに取り組めたことは、とても大きな収穫でした。
1、2年Aコースを受けたHちゃん(小2)、初めてのコンクールでした。
お母さんもお忙しいので、練習を一人ですることが多いのですが、上手に練習できないこともあり、カツを入れることもありました。
ですが、習い始めた時からコツコツと手のフォームなど意識しながらレッスンしてきた成果が出たことが、嬉しかったです
準優秀賞をいただき、がんばる大切さ、やり遂げた楽しさを味わえましたね。
1、2年Bコースには、Kちゃん(小1)、Hちゃん(小1)が参加。
Kちゃんも、1年生になってから集中力がUPし、私のアドバイスも素直に聞き入れる力がついてきました。必然的にピアノも上達。弾いている姿がとても楽しそうです。
これは、とても大切なことですね。
当日は、とても緊張していたようですが、立派に演奏でき、優秀賞をいただきました。
Hちゃん(小1)は、日頃のお稽古もきっちりこなし、たくさん教本も練習しています。コンクール前は、毎日1時間30分していたそうです。コンクールを通してがんばる力がつきましたね。そして優秀賞を、いただきました。
銅賞まであと1点差だったようです。
また、がんばる目標ができました。
二人は、来年ピティナに挑戦できることを楽しみに、毎日がんばってお稽古してくれています!
3、4年Aコースに参加した、Mちゃん(小3)は5月から当教室に通われています。
達者に弾かれていましたが、正しいフォームや、体の使い方を細かく指導しました。
初めて聴いた演奏と、今の演奏は随分変わりました。お母さんもお仕事お忙しいですが、土日に上手にサポートしてくださっています。
当日は、なんと熱がある中の演奏となってしまいましたが、健闘され優秀賞をいただきました。
それぞれに、悔しいという思いもあると思いますが、新たなる目標を持ち、次の成長に繋げてほしいです。